2018年2月27日火曜日

現行 スズキ アルト sizuki ALTOに乗ってみた!わくわくメガネは良く出来てる! アルト レビュー!の巻










 みなさんこんにちは


 ちょっとチャンスがあったので、現行スズキ アルトのレビューをすることができました!

 http://www.suzuki.co.jp/car/alto/


 もうすっかりおなじみになったメガネ顔のアルトです。 現行メガネ顔はなんともう8代目だそうで、アルトはスズキの代名詞でもあるのに、


 えらいとんがったフェイスできたなー!


と発売当初はビックリしたものです。


 というわけで、今回は、残念ながら運転はできなかったのですが、各所いろいろチェックできたのでおしらせがてら。


 


精悍なマスク!


 アルトバンも、ワゴンも基本はこの顔つきで、2014年の発売当初こそ物珍しい感じでしたが、すっかり定着。意外と慣れるとカッコいいです。


(仮面ライダーエグゼイドに似てる)




  実用性を見るには、やはり収納トランクスペースということで、最初に後ろから拝見。


 さすがにワゴンRなどと比較してお世辞にも広い、大きいとはいえませんが、意外とちょっとした買い物程度なら必要十分なのではないか、と思います。


 軽なので4人フル乗車しないと考えれば、荷物室を広げる(後部座席を倒す) こともできるわけで、まあ、こんなもんでしょう。




 奥様方には気になる横角度からのショット!!!


 よく考えられていて、上部はあまりスペースがないのですが、下部は後席のななめ具合と相まって、ちゃんと荷物がハマるスペースを確保している感じです。


 ハッチバック車なので、リアウインドーがすぐうしろに来るのでスペースはタイトなんだけれど、いわば三角形のような空間を作って、そこに荷物を置ける、というわけ。




  さて、おつぎは後部座席です。

 

  こちらも、必要にして十分な感じ。

 おなじくリアウインドーがすぐ後頭部に来るわけですが、まあ、今回はワゴンシリーズだったので、軽バン(垂直イス)よりかはちゃんと作ってありますね。



 ちょっと見えてますが、コンビニフックなど、ちょっとうれしい装備もあるので、そこらへんはさすが主婦向けなスズキ!


 


   運転席まわり




 そしてインパネ、ダッシュボードまわりも、すごく洗練されています。


 シンプルな中にも、しゅっとすっきり納まっている感じで、悪くないです。


 ホワイトとかツートンの使い方もいやらしくありません。このあたりはスズキはラパンでいろいろやりつくしてますのでこなれていますね。




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  今回は、どノーマルのアルトでしたが、RSやらワークスやらが復活していることもあり、男の子向けのアルトもチャンスがあれば乗ってみたいです。


 ただ、こうしたいわゆるくせのない軽ハッチバックは、主婦やらお母さん向けではないので、子供がいる家庭だとやっぱり各所



 物足りなさやさみしさ



が出てくるのは正直なところ。



 やっぱり、市役所や信金の人がふだん使いにする車という雰囲気は否めません。


 逆に家庭で向いているとしたら、「引退したおじいちゃんやおばあちゃん」には背も低いし乗り易いのかな、とは思いますが(苦笑)


 
 ある意味、おじいちゃんはアルト好きで、おばあちゃんはミラが好きかも、というお顔立ち。ははは。



2018年2月16日金曜日

■給料が上がる理由を、大半の人が勘違いしている件 ~結果を出しても給料は上がらない理由~



 世の中のビジネスパーソンにとっては、最大の関心事ともいうべき

「お給料」

について、ネットで面白い記事があったのでご紹介。


一生懸命がんばって結果も出しているのに、お給料が上がらない人の傾向と対策
http://www.yutorism.jp/entry/Salary


 話の流れは、元々ネタの小島アジコさんの記事から発展してます。


報酬は苦痛や苦労に払われてるって勘違いしてませんか?
http://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2018/02/10/201334



というわけで、それぞれのお話を踏まえて、「給料や報酬とは何か」について考えてみたいと思います。



 まず、元々ネタの小島アジコさんのお話は

「報酬というのは、苦痛や苦労に払われるのではなく、生産性に対して払われる」

というものでした。生産性の概念がややこしければ「結果に対して」と読み替えてもいいでしょう。

「報酬はプロセスではなく、結果に対して払われる」


みたいな感じです。


 それに対して、らくからちゃさん(ゆとりずむ)のお話は、


「結果を出しても、報酬が上がらないことがある。あるいは、報酬はその人材の希少性に対して払われる」


というニュアンスでしょうか。これもまた当然どちらもありえる話です。



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 さて、これからヨシイエが話すのは、こうした事柄を踏まえて(ぜんぜん否定するとか、そういうことじゃなくて)みなさんが誤解している給与や報酬の真実ですので、耳の穴をかっぽじってよく聞いていてください。


 まず、よくよく勘違いされてしまう大前提の部分を説明しますね。


 それは報酬には2通りの意味合いがあって


「事前報酬(事前給与)」と「事後報酬(事後給与)」


という視点があるということです。


 私たちは、ごく一般的なビジネスパーソンとして


「自分は仕事をこんなに頑張ったから(プロセス)、そしてこんな成果を上げたから(結果・リザルト)ゆえにたくさんの給与や報酬がもらえるべきだ」


と考えますが、実はプロセスや結果と報酬の因果関係はまったく無関係のことが多く、たいていの会社員はそれとは異なる論理体系で報酬が払われていることを理解するべきでしょう。


 もちろん、上記のような「プロセス→結果→報酬」モデルを採用している会社や職種もあります。それはいわゆる完全歩合制の会社や、請負の場合です。

 建築請負などでは、中間金をもらったり(プロセス)、フルコミッション営業職では、売上高の%で報酬を受け取ったりしますから、これはたしかに「過程と結果と報酬」が相関するといってよいでしょう。



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 しかし、一般的な会社員にとっては、「プロセスや結果」を報酬で評価することはできません。たしかに、ある営業マンが商品を100万円売ってきたのと、200万円売ってきたのとでは、プロセスや結果は2倍の数値で異なりますが、給料には反映されないことがほとんどです。

(もし、給与が2倍になる体系なら、それはフルコミッション営業だということですから)


 あるいは、どれだけ社員が頑張って成果を上げても、社長が飲み食いにお金を費やしていて、赤字を抱えているなら、給与にはまったく反映されないでしょう。


 またあるいは、経理の仕事をしている人は、取り扱い高が増えれば給与アップで、売り上げ高が下がったら給与がマイナスになることもありません。ある月に伝票枚数が3倍になったからといって「君は今月3倍仕事をしているね」とは誰も評価してくれないだろうことは容易に想像がつくでしょう。



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 では、給与が上がる、報酬が増えるとは、いったい何なのでしょうか。海外では多少意味合いが異なりますが(なぜなら海外の仕事はフルコミッション寄りだから)少なくとも日本国内で日本人もらえる給与というのは


「期待値」


にほかなりません。そうなのです。日本では、給料アップとはすなわち


「事前報酬」


の意味合いが強いのです。


 もっともわかりやすいのが、新卒採用や中途採用時に示される「給与」の提案ですね。海のものとも山のものとも知れない新人が、


これから会社に貢献できるかどうかまったく不明なのに20万や30万といった金額をつけられる


というのは、期待値以外の何ものでもありません。


 そして、会社員の経歴の中では、


「新しい役職についた時点で、給与がアップする」


ことがほとんどです。これは、新しい役職への期待値で給与という価格が決まっているということなのです。



 ということは、私たちは


「頑張ったから給料が上がるだろう」


と思っていますが、会社はそんなことはあまり考えておらず


「これから(期待される任務を)頑張るだろうという人間の給与をアップさせよう」


と思っている、というズレがあるということなのです。





 これが、実は「派遣社員が正社員になかなか登用させてもらえない理由」とか、「公務員試験が1種や2種に分かれている理由」とか「キャリアとノンキャリアの違い」とかを説明する有効な理論になるのです。


 派遣社員や契約社員は、いわば「下っ端としての役割を下っ端としての給与」でまかなわれている人材です。なので、仮にその立場でめっちゃ頑張っている人や、めっちゃ成果を上げている人がいたとしても会社としてはラッキーですが、多少は寸志で評価すればいいだけで、正社員にする必要はありません。

 正社員にしたいのは「ハイスピードで下っ端業務をできる人材」ではなく、「それを管理できる人材」ですから、その期待値に対して正社員に引き上げるわけです。

「ハイスピード下っ端」さんは、ハイスピードでその仕事を回してくださるほうが、ありがたいということです。


 実は戦国時代や江戸時代も、このへんはしっかりと切り分けられていて、おなじ戦闘にかかわる武士のような仕事をしていても3種類くらいの役職・身分がありました。


 いわゆる侍というのは「士分」ですが、これは馬に乗って戦う武将を意味します。

 次は「徒士」という歩兵です。このへんから藩によっては士分だったり士分じゃなかったりします。

 最後は「足軽・卒」という身分です。これも歩兵ですが、侍、士分ではありません。



 足軽から出世できたのは、長い戦国時代でも豊臣秀吉ぐらいのもので、まあ基本的には「いくら敵をたくさん倒しても、足軽は足軽」だったので、侍にはなれませんでした。



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 結論としては、会社員にとっては「給料が上がるのは、あなたに新しい任務が与えられる瞬間である」と思ってまず間違いない、ということです。


 このことを知っているか否かで、働き方は大きく変わると思います。過去を振り返って自分の頑張りに対して報酬が少ないとか言っている場合ではないのです。明日や未来に、あなたに何ができるか、が問われているということなのですから。











2018年2月14日水曜日

奨学金の延滞率ニュースがひどすぎる件



 吉家は、その昔映像製作なんかをやっていて、それもドラマとか映画じゃなくドキュメンタリーのほうが得意だったこともあっていちおう



 メディアとは何であるか



については、多少なりともしっかりした考えを持っているほうだと一応は思っています。


 ついでに、教育関係の仕事についていた時代もあるのでそっちにも造詣が深いわけですが、奨学金をめぐる2つのメディア報道がとてもよい教材になったので今回は取り上げる次第。


 まずは


 「私大トップクラスの奨学金返済能力を誇る大学は?」 
https://www.news-postseven.com/archives/20180213_649700.html


というNEWSポストセブンさんの2月13日の記事をご覧いただきたいのです。


 これを読むと、「ああ、奨学金をきちんと返している学生はどこの大学にいるのかな」ということがわかるようになっているのですが、そのデータを引用させてもらうと、



延滞率が低い大学



ということで、関西の主要私大が取り上げられているわけです。


■ 関西大学 0.9%

■ 関西学院 0.9%

■ 同志社  0.8%

■ 立命館  0.9%

■ 京都産業 1.1%

■ 近畿    1.2%

■ 甲南    0.7%

■ 龍谷    1.2%


そして、基準がわりに「早稲田が1.0%」という数字を上げて


関西はおおむね、延滞率が低く優秀なんじゃない?


という論調になっています。



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 さて、今度は2月14日付のおなじくNEWSポストセブンさんの記事を見てみましょう。


 「奨学金延滞率が多い大学ワースト10」
http://www.news-postseven.com/archives/20180214_649613.html


 今度はワースト10を挙げているので、おそらく「優秀じゃないほうをリストアップする」つもりで書いておられるのだと思います。


 ではその10校を引用させてもらうと・・・・・・。


ワースト1位から(ただし延滞者人数順・ここでは延滞率を抽出)

■ 1位  日大    1.3%
■ 2位  東海    1.8%
■ 3位  近畿    1.2%
■ 4位  大阪産業 3.3%
■ 5位  帝京    1.8%
■ 6位  九州産業 2.4%
■ 7位  早稲田  1.0%
■ 8位  福岡    1.4%
■ 9位  専修    1.8%
■10位  立命館   0.9%



 ・・・・・・はい。賢明な読者諸君にはもうわかりましたね。


 前回は「延滞率が少なくて良いんじゃない?」とされた近畿大学や立命館大が、こちらでは「延滞率ワースト10」入りしているんです。






 これ、おなじ記者さんがもし書いたのだとすれば、



 「精神が分裂ぎみだと思うので、早く医者に行ったほうがいいですよ」

と言いたくなります。




 あるいは、編集長さんはおなじ人物だと思うので、


「ちゃんとチェックしたほうがいいと思いますよ」


と言ってあげたほうがいいと思います。あるいは、ほんとうにどっちでもいいのかもしれません。そんなことでは文春に負けてしまいますよ。




 逆にいえば、メディアというものは、データの見せ方ひとつで


「ある方向付けを好きなようにすることもできるし、真逆のことだって言える」


わけで、これは全くもってその良い例だと思ったのでご紹介した次第。


 ぜひ来年の大学入試で取り上げてほしいくらいです。




2018年2月11日日曜日

ubuntu系LinuxがライブUSBで運用できない件



 ふだん、自宅と会社で仕事をする際に、もちろんどちらにもPCがあるので両方を使うのですが、データの管理の上でLinuxのライブUSBを使って、どちらのPCでも同じ環境で作業を行うことがあります。


 その場合、これまではPuppyLinuxをLiveUSBで使っていたのですが、Lubuntuも問題なく軽い!ということでLubuntu環境を作ろうといろいろ試行錯誤しているところでした。



 ところが、Lubuntuに限らず、ubuntu系Linuxには、ふだん使いする上でちょっとした問題点というか、クセがあって、


 何かの更新に失敗したり、グラフィックボードとのドライバ相性によっては、ログインループを繰り返す


というトラブルがちょこちょこ発生するわけです。


 けして、パスワードが違っていてログインできないわけではなく、パスワードは合っていてもちろんログインは通っているんだけれど、またログイン画面に戻る、という問題です。


 これはGUIベースで起きるので、コマンドラインに降りてやればもちろんちゃんとログインもできるし動くのですが、(ただしCUIベース)、いちいち設定を書き直したり、たまに原因がよくわからないことがあって、できればご遠慮したいところです。



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 で、「おそらくこういった原因でそうなるよ」という当たりはついているし、実際に同様の現象についてのネット記事もたくさんあるのですが、どうも私の感触では、


「USBが8G(もしくはそれ以下)だと、何かを更新しようとして空き容量が足らず、更新不全が起きている」


のだと思います。


 今のところ、8GのUSBにインストールしたlubuntuは、「テーマが設定できない」旨のエラーで、次の立ち上がりからログインループになることが多いです。


 で、その原因を見ると、ディスクの容量が足らないようなことを言っているわけで。

 (ところが、実際には容量はかなり空きがあって、その程度の更新では足らないはずがないんだけれど、なぜかディスクと相性が悪いらしい)


 インストールする前の、とりあえず使ってみるためのインストール用USBでもおんなじことが起きています。こちらは4GのUSBを使っていましたが、同様のエラーが起きます。


 まだ、16GのUSBでは試していないのですが、上の2つの場合は、OSの自動更新をすべてオフにしても同じことが起きるので、悩ましい限り。


 いったいubunntuくんは何を更新しようとしているのだろう・・・・・・。